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運輸安全マネジメントに関する取り組みについて(平成28年度)

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弊社は、輸送の安全を確保するために、以下のとおり全役職員が一丸となって運輸安全マネジメントに取り組んでまいります


<<重点目標>>事故惹起者へのフォローアップによる再発防止の徹底


総額   34,113千円


※車両に関する投資金額は含みません

自動車事故報告書提出件数  9件   (内訳 車両故障2件、健康起因7件)

 

※健康起因の報告内容について、

(当社は軽微な体調不良でも安全最優先のために運転士からの報告を義務付け、運転士の交代をしております)


弊社における輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統は、弊社の「安全管理規程」別表1に記載されている通りです

「重大事故、・災害発生時の緊急連絡体制」(PDFファイル/113KB)


荻本 正久 (常務取締役運輸本部長)

「安全管理規程:別表1(組織体制)」(PDFファイル/150 KB)

「安全管理規程:別表1(組織体制)」(PDFファイル/73.2 KB)

< 平成27年度の結果報告について >

成27年度目標 『有責事故の半減』

     《重点項目》後退事故の削減

Ⅰ.平成27年度目標達成状況

目標である有責事故の半減達成できなっかたが、重点課題の

「後退事故削減」に関しては34%削減することは出来た。


Ⅱ.平成27年度運輸安全マネジメントの取り組み結果

1.法令・規定を順守し、安全最優先で職務を遂行します

  1)コンプライアンス意識の高揚
    〇社長(年2回)及び安全統括管理者(年間を通じて)による職場巡視
    〇年末年始に全営業所で、輸送に関する安全総点検を実施
    〇運転士306名に運転記録証明書を取得
  2)安全知識向上を図る講習会への参加
    〇ASK飲酒防止運転養成講座を受講(管理者11名受講)
    〇運輸局・バス協会主催の講習会に参加(管理者24名)
    〇乗務員に救急救命講習の受講(122名参加)
  3)乗務員手帳を活用し、安全意識を浸透
    〇新たに乗務員手帳(別冊)を作成・配布し「安全の基本方針」、
     「運輸安全マネジメント」の理解・浸透度を調査

2.運輸安全マネジメントを継続して推奨します

  1)PDCAサイクルの継続的な実施
    〇3月に全社安全大会を開催し、次年度の計画を策定
    〇安全に関する各会議を実施
    〇毎月事故防止委員会による会議を実施
  2)計画的な乗務員研修会の開催
    〇夏季・冬季に接遇・安全・健康についての乗務員研修会を実施
    〇事故惹起者に対して個人面談の実施
    〇安全運転研修会の参加
    (安全運転中央研修所5名、名鉄自動車学校16名)<バス協助成事業あり>
  3)内部監査を活用したチェック体制の確立
    〇総務部主体による内部監査を全営業所に年2回実施
    〇3月に名古屋鉄道による社長・安全統括管理者へ聞き取り監査を実施
    〇監査のフォローアップも導入

3.輸送の安全に関する設備投資を実施します

  1)安全装備を充実した車両の更新
    〇新車を30両導入(日野25両/三菱5両)
  2)最新型デジタルタコグラフ・ドライブレコーダーの導入
    〇12月より車両更新開始
  3)運転教習専用車両の導入(災害対応機能付加)
    〇12月に1両導入(サージェント イエロー)

4.健康管理の取り組みを推奨します

  1)産業医・保健師による職場巡視及び個人面談
    〇12月に産業医による労働災害についての研修会を開催
    〇産業医(83名)、保健師(227名)による乗務員面談を実施
  2)SAS(睡眠時無呼吸症候群)対策の推進
    〇簡易検査(112名)、PSG検査(4名)の受診
  3)高齢運転士への健康教室の開催
    〇60歳以上の運転士に対し、年齢に応じた運転・健康についての研修会を開催

5.輸送の安全に関する情報は積極的に公表します

  1)ホームページへの掲載
    〇年度の取り組み内容と前年度の取り組み結果を掲載
  2)パンフレットの作成・配布
    〇会社の取り組み内容や車両の安全装置について記載したパンフレットを
     作成して、お客様やエージェントに配布
  3)社内報での掲載
    〇月2回社内報を発行し最新の情報を共有

1.法令・規定を遵守し、安全最優先で職務を遂行します

1)安全に対する基本ルールの遵守


◇営業所巡視
・社長及び安全統括管理者による営業所巡視
  【経営トップが直接現場を訪れ、輸送の安全確保に尽くすように営業所での訓示】

    ・乗務員手帳を配布し、安全意識の浸透
  【安全運行に関するマニュアルや緊急時対応などを記載し、常に乗務員は携帯】

2)安全知識向上を図る講習会への参加


◇安全に関する講習会への参加   ・飲酒運転防止インストラクター養成講座(14名取得済み、今年度9名取得予定)
    【社員の飲酒運転防止に対する指導力強化のため、インストラクターを養成】

・運行、整備、旅程管理・救命救急講習など
  【消防署員の方の協力や、指導資格所得社員による普通救命講習】

 


3)個別面談による法令遵守意識の徹底


・所長、運行管理者による定期的な面談指導
  【個別面談で一人一人による指導を実施し法令遵守・安全意識の徹底】


2.運輸安全マネジメントを継続して推奨します

1)PDCAサイクルを活用した業務改善


◇運行会議
・社長はじめ役員、運行管理部署、営業所長により毎月開催
【運行・営業事故の再発防止、部署間の情報共有を展開】

◇安全大会


・年末に「運輸安全マネジメント」の実績見直しと次年度計画の策定
【年度末にチェック、見直しを行い翌年の業務改善を図る】

2)定期的な乗務員研修の開催


◇乗務員研修
・年2回全乗務員を対象に安全運行研修を実施
   【座学で安全運行研修のほか、実車を使用した整備研修を実施し万一の故障時にも対応】

【ガイド研修:安全・接遇などを座学及び実技で研修】

3)内部監査結果の効果的な活用


◇内部監査
 【全営業所に対し年1回、総務部・運行部により内部監査を実施】

 ・運行部への内部監査
   【年度末に総務部による運行部への内部監査を実施】


3.輸送の安全に関する設備投資を実施します

)安全装置を充実した車両の更新


◇新車の導入と安全装備
・最新の安全装置を装着した新型車両を導入予定

・セーフティDVD
          【バス車内での快適な過ごし方と、
               車内事故等の防止を図るため、案内用DVDを放映】

2)安全強化のためにバックソナー付き車両の導入を図り後退事故の抑制


◇バックソナー付き車両 ・後方の障害物や人の存在をセンサーで、検知・警告するバックソナーの導入


【バックソナー(赤枠内】

3)運転教習専用車両の増強(災害対応機能付加)


◇サージェントイエロー ・貸切専業者としては全国初の運転教習車兼災害指揮者(今年度1両増車予定)


【通常の営業車とは異なる黄色地に赤い花びらのデザイン】


【通常は教習車として、災害時には営業所機能を有し業務支援を行う】

【専任の指導員による運転教習を実施し、自社で運転士を養成、指導】

4.健康管理の取り組みを推進します

1)産業医・保健師による個人面談


・健康診断を受け、要指導者へは産業医・保健師による面談を定期的に行う


【専任保健師が常勤】

2)SAS(睡眠時無呼吸症候群)対策の推進(C-PAP治療への進展)


◇SAS(睡眠時無呼吸症候群)対策
・SAS簡易検査及びPSG検査の実施及び治療の推進


【全運転士に3年に1回SAS簡易検査を実施】

                                            (『SASnet』 http://www.kaimin-life.jp/screening.html)

3)ストレスチェック後のきめ細かな対応


◇ストレスチェック制度の導入・活用 ・ストレスチェックによりメンタルヘルス不調の未然防止と早期発見


      【全従業員にストレスチェックを実施】

5.輸送の安全に関する情報は積極的に公表します

1)ホームページを活用した安全情報の開示


◇ホームページ・パンフレット・社内報にて安全情報の公開・共有を積極的に行う
【ホームページにて情報の公開】

2)安全情報を掲載したパンフレットの作成・配布


【パンフレットを作成し当社の取り組みや車両情報を掲載】

3)社内報を活用した情報の浸透


【月2回発行の社内報により最新情報の共有】


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